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面白い番組。

テレ東で毎週土曜日23:20-23:45の枠でやってる(音楽ば〜かにハマってます。

企画コンセプトは「音楽を愛してしまったがために若干不幸になってしまった人たち」を応援していく、というもの。六本木ラウンジ「メルシー」を拠点に、人生に挫折しながらも音楽に対する情熱だけは人一倍熱い、いわゆる「音楽バカ」4組が毎回登場、2008年7月に行われるZepp Tokyoでのライブを目指すべく彼らの日常生活を徹底取材したドキュメントと音楽情報を紹介する。(wikipedia)

というとってもテレ東らしい脱力系音楽番組(と言っていいのか?)。
ほとんど音楽的に無知なさまぁ〜ずの大竹の適当なトークと、三回目から突如出演が決まり、レギュラーとなったチャラ。
そして、大竹、チャラが無責任に言ったことを忠実に次の回までに実現させるスタッフ。

観てもらわないとわかんないと思うけど、とても素晴らしい空気感なのです。

以下の4人が2ヶ月後、Zepp Tokyoでライブをすることになるんだろうけど、それぞれもの凄い個性してます。
メラ -「世界全国を目指す黒人アイドル」。フリーター。27歳。(3回目までは「メラニー」)
おっぺん -「裸足の童貞ミュージシャン」。会社員。23歳。
キミー・ブラウニー(小林久美子)-「音楽の神が毎週降りてくるシンガー」フリーター。32歳。
斉藤宏美 -「大塚愛と共鳴する津軽系シンガー」フリーター。25歳。

Zepp Tokyoのライブ行こうかな、とすら思ってます。

驚いたことに全員ブログ持ってます。というかやらされてんだろうな。。

「MERA meraブログ」
「おっぺんのおっぺけぺんBlog」
「キミーブラウニー」
斉藤 宏美 official blog 『hero!!』

特にキミーブラウニーがヤバい。
歌が頭から離れん。。。
歌は番組サイトから無料ダウンロードできるそうです。

なんかテレ東の回し者みたいですね。
普段テレビ観ない僕が本当、ひさびさハマった番組です。
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by jai-guru-deva | 2008-05-26 00:34 | 今日知る面白

大漢風ー項羽と劉邦ー

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「大漢風」という中国ドラマのDVDを借りて観ております。

本当は三国志が観たかったんだけど、近所のツタヤになくてあきらめ、これを手に取りました。

日本でも有名な楚漢戦争、項羽と劉邦のドラマです。

予想以上に良質なドラマです。これ。
以下概要。
中国が2004年に製作したテレビドラマで、項羽と劉邦の出会いから秦の滅亡、楚漢戦争の勃発と激しい攻防、漢王朝の建国までを描いています。
ソニーの技術協力のもと、当時の中国のテレビドラマとしては画期的なハイビジョン撮影作品として話題になったらしい(wikipedia情報)。

確かに絵、綺麗です。

まだ第三話までしか観てないんですが、配役がハマってます。
いや、中国の俳優さんは全く知らないんだけど、イメージぴったし。



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劉邦:肖栄生(シャオ・ロンション)

劉邦の薄汚さと、果てしなく広い度量。
もう劉邦アニキのイメージのまんま。
天下とって以後、権力欲によって人が変わり、功臣たちを粛正の名の下、殺していってしまうダークな面も描いてくれるといいんだけどどうだろう?やってくれるかな。
いまの、みんなに慕われる劉アニキがどう変化していくのか見物。
「男たるものかくあるべき」
劉邦が労役の現場で始皇帝の行幸をたまたま目撃したときの一言。

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呂雉(呂后): 呉倩蓮(ン・シンリン)

劉邦の嫁で、劉邦が皇帝になって、崩御したあと、権力をほしいままにして漢建国の功臣たちをどんどん殺していく人。
唐代の武則天(則天武后)、清代の西太后と共に名前が挙げられる、「中国三大悪女」
一番ひどいのが、劉邦の跡目争いのとき、劉邦の寵愛を受けていた側室・戚氏の殺害。
この時、呂后は戚氏の両手両足を切り落とし目玉をくりぬき薬で耳・声をつぶし、その後便所に置き「人豚」と呼ばせたという。

そんな悪女。
でもなぜかそんな悪女に僕は惹かれてしまう。
マゾゆえの性か。
そして決まって悪女は美女だ。
呂后を演じる呉倩蓮さんのこの切れ長で冷たい目。
超ハマってます。


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虞姫: 楊恭如(クリスティ・ヨン)

いわずと知れた傾国の美女、虞美人。
「ああ、虞や虞や、汝を如何せん」
もうめちゃ綺麗ですよ。クリスティ・ヨンさん。
この方、別にハーフとかじゃないっぽい。
カナダに住んでたんだって。
いやあ、中国の美人っていいなあ。
憧れる〜。
僕が西安を訪ねた時に出会った女性を思い出しました。
あの人、綺麗だったなあ。。。


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左・夏侯嬰: 張春仲 
右・韓信: 呉越(ウー・ユエ)

夏侯嬰も存在感あります。個性派俳優って感じ。
夏侯嬰は三国志の夏侯惇ら夏侯一族の先祖と言われています(というか夏侯惇が言っているだけだけど)。そうなると、曹操の先祖でもあります(曹操は父の代で宦官・曹騰の養子に入っているが、もとは夏侯氏)。
韓信はもっと強そうであって欲しいけど、序盤なにかと耐えまくるひと(韓信の股くぐり等)なので、ちょっと情けなさ目のほうがいいのかも。だんだん愛着湧いてきました。
韓信は能力凄い割に結構報われない人なので、日本人が好みそうなタイプです。
「背水の陣」というのはこの人が布いたのが始まりですよ。

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左から呂雉(呂后)、劉邦、張良:沈保平(シェン・バオピン)

この天才軍師、張良もまた良いんです。
めちゃカッコイイ。
まだ劉邦に出会わず、秦を恨みながら諸国を巡ってますが、もうちょいで劉邦と出会うはず。
最初、項羽と出会って、さっき韓信と出会ってました。中国大陸せめー!!

樊噲や蕭何、曹参なんかもいい味出しまくっています。

ただ。

ここにまだ登場していない、主役。



そう、


項羽。


これがちょっとイメージ違うんだなあ。

一番上の写真の左の人なんだけど。。。


なんか、緩んでないか、顔。

もっと精悍で、剛直で、そして残忍であってほしい。
もっと影のある役者を選んで欲しかった。

強そうにも見えない。。。

なにより、超絶カワイイ虞美人と釣り合わないんだよー。



でもまあ、不満はいまのところその辺りか。
あ、あと一つ。
戦闘、特に個人戦がやたらカンフーちっくなのやめてもらえませんかね。
カンフー観たかったらカンフー専門を観るんで。
中途半端なカンフーはこういう大河ものにはそぐわないと思う。

でも日本の時代劇の殺陣も同じようなもんなんだろうなあ。
わざとらしすぎて興ざめしちゃいます。

というわけで、本当は夜通しぶっ続けで観たんですが、明日も仕事だ。。。

仕事終わりの楽しみとしてゆっくり観て行きます。。。
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by jai-guru-deva | 2008-05-20 00:07 | 今日知る映画

ものしり戦国王。

ちょっと気になってた「ものしり戦国王」というニンテンドーDSのゲームを今日買って、二時間半くらいでクリアしました。
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Global A Entertainment というメーカーのゲームで、戦国時代のクイズゲーム。
Global A Entertainmentは「悪代官シリーズ」で有名。
ちょっとお馬鹿でナンセンスなゲームづくりが特色です。

さて、このゲーム、監修は僕が中学から読みあさってた歴史群像の学研。

ゲームは好きな戦国大名を選んで他国とクイズで戦争。
クイズに上手く答えると敵の兵力が減り、間違うと自分の兵力が減って行く。

初期「信長の野望」をベースに徴兵、兵糧徴収というごく簡単な内政をおこない、戦争部分がクイズになってる感じ。
問題は理不尽なものも中にはあるけど、まあフツー。
ただ、戦国時代入門者には結構キツいだろうなあ、とも思ったり。
戦国時代に多少詳しければ、ニヤリとする問題も多いけれど、入門者には面白さが分からん恐れが。
我こそは戦国マニア!と自負する方は、やってみたらまあ楽しめると思います。

我こそは戦国マニアと自負する諸君、このゲームからいくつか出題してみるよ。

①北条氏が5代にわたって治めた旧国名「相模」の読みを書け

②次の旧国名に相当する現在の主要都道府県名をつなげ
若狭国
下総国
志摩国
山城国

三重県
千葉県
福井県
京都府

③俗に、山内一豊の正室・千代は夫の出世のため、ヘソクリで大金を用立てたという「内助の功」の逸話を持つ。さてこのとき、千代のヘソクリのおかげで一豊が買えたとされるものは何?







④以下4名が使用した法名または号名をつなげ
三好政勝
太田資長
大友義鎮
松永久秀

道意
道灌
為三入道
宗麟

⑤以下の4人とその使用していた官職名をつなげ
小西行長
高山重友
氏家卜全
井伊直政

常陸介
兵部少輔
摂津守
右近大夫


さていかがでしたか。
①、②は戦国、というより一般常識。
③は何年か前の大河ドラマを観ていれば分かりますね。
④は普通は知らなくて当然。ですが、戦国時代をかじっていれば分かると思う。
⑤は戦国時代についてかじっていてもなかなか分からない、ハードな問題です。

答えはコメント欄に載っけとくのでどうぞ。

同じシリーズでものしり幕末王というのも今月出たので今度はそっちをプレイしてみようかしら。

おなじくこの会社のゲームで、現在開発中の
大奥記というのも気になるタイトルではある。


あー僕も歴史を扱ったゲーム作りたいよー。
今はとにかく知識を吸収して、頑張って、偉くなって、いつか歴史を扱ったゲームを作ってやる!
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by jai-guru-deva | 2008-05-18 23:38 | 今日知るゲーム

サマソニ08

今年もサマソニの夏がやってきますね。

サマソニ08

このチャラいフェス、好きですよ。僕。

去年もブログで、行こーかなー、と言っていた気がするんですが、行かなかった。

今年こそは。

前情報でいつも行きたくなるんだけど、出不精で、めんどくさくなる。
幕張メッセ、若干面倒なんだよなあ行くの。
帰りとか人大杉で帰れなくなるし。



今年の僕の目玉は何と言ってもTHE VERVE!!

高校の時、夏休みを使ってのイギリスホームステイ後、イギリスかぶれになった僕が誰だかも知らずに、ジャケットに惹かれて手に取ったのがThe verve「Urban Hymns」
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VERVE最期にして最高の呼び名が高かったアルバム。

高「かった」

と過去形なのは、なんと今年、新アルバムを出すという話!!

VERVE再結成ってだけでもうそー!!
って感じだったのに。

今回の再結成(厳密には再々結成くらい)、オアシスのリアムがリチャード・アシュクロフトを説得したからとも。
オアシスの「Whatever」を30回連続で聴き、大絶賛をしたリチャード・アシュクロフトと、リチャード・アシュクロフトを敬愛するリアム。
いいですねー。


僕がVerveを知った時には既に解散していたから、まさか聴く機会があるとは思ってなかった。
しかも初来日!!

今年こそは。
今年こそは。

サマソニは05のカサビアン、ウィーザー、オアシスという僕の中で最高のライブ(オアシスのライブはちょっと期待はずれな感もあったけど)以来。

あとは
PANIC AT THE DISCO
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が気になるくらいかな。

セックスピストルズは、話のネタに観たい、くらい。
悲しくなりそうだ。メタボピストルズ。。。


あと、ポールウェラー先生もいらっしゃるみたいで。
一度観たけど、カッコ良かったなあこの人は。


ともかく。

VERVE!
VERVE!!
VERVE!!!

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では。
一緒に行く人募集中。
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by jai-guru-deva | 2008-05-16 00:37 | 今日知る音楽

近況。

仕事はいまだ研修中です。

ミニゲームを作っています。

企画1人に対してプログラマ2人、デザイン2人。

僕は企画として、自分の立てた企画についての仕様書かどうかも怪しい仕様書やフローチャートかどうかも怪しいフローチャートやらを手探りで書いてます。

なんかすっごい追われてる感あって余裕なかったんですが、昨日あたりから、プログラマさんらの努力とデザイナさんの努力とが身を結び、画面に絵が表示されるようになってきた。

それから、随分楽しめてきました。
自分のアタマの中にあった物事が実際に実装されて行き、画面に表示され、しかもそれがボタンに反応して動く。
当たり前のことだけど、なんか純粋にうれしい。

こういううれしさやドキドキをずっと忘れないでいたいなあ。


プログラマとデザイナが優秀すぎて、僕のクソみたいな仕様もどうにかしてくれそうな予感。
まだまだ分かんないけど。

とりあえず1ヶ月で1本のゲームを作らねばならず、割とカツカツです。
でも実際どのくらいカツカツなのか僕には分かりません。
プログラムがどんなことしてんのかよく分かってないから作業自体の把握ができない。


しかし五月病ってやつにはどうやらかからなかったっぽい。
まだ来てないだけ??

まあそんな感じで、元気にやってます。
いいゲームが出来ればいいなあ。
って他力本願ではなく。
面白いゲームにしなきゃなんないのが僕の仕事なので、楽しんでがんばろう。

つか一日ってこんな短かったっけ。
マジで一瞬なんですけど。
研修中は残業できないんだけど残業させてくれーくらい。
まあ、どうせ本配属されたら嫌でも残業の毎日だろうから今のうちはいっか。
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by jai-guru-deva | 2008-05-14 23:46 | 今日知る現実

京都南禅寺〜哲学の道。


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一つ前のエントリの暁斎展を見たあと、このブログの「京の都 一日目後半」「宇治平等院と智積院。」で紹介している、四条河原町先斗町「炭寅」へ。
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四条大橋から。
河原はいつもカップルで賑わっている。
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先斗町。
細い路地で、京都っぽくて好き。「炭寅」はこの路地を三条方面に進んで行くと左手にあります。
狭い店でかつ人気店なので予約は必須。

お誕生日で3000円割引券が着てたのだ。
ここで、大阪出張に来ていた彼女と合流。
いつものように京野菜や魚、鳥を焼いてもらって、〆に焼きおにぎり。そして無限に出てくるお餅。
いつものように二人して食べ過ぎてしまった。
二人ともほとんどお酒を飲まないのに結構なお値段。どんだけ食ったんだ。

その日の宿はウェスティン都ホテル京都へ。
ウェスティンに泊まるとか、大人になったもんだ。
まあじゃらんマスターの僕が探したお得なプランですけどね。


で、次の日。
3日で世の中は本格的にゴールデンウィークが始まる日。
京都は半端じゃなく暑くて、半袖でも汗が噴き出してくるような陽気だった。
京都っぽいジメッとしたまとわりつくような暑さ。

特にどこに行こうとか決めてなかったんだけど、ホテルが蹴上にあるので、そこから近い南禅寺へとぶらぶら散歩しよう、ということに。

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南禅寺へ行く道は、昔、電車が走っていたところなのだ。
今回は新緑が気持ち良かったんだけど、春には桜が満開になります。

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南禅寺。
新緑がビビットでめちゃ綺麗。

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モミジって紅葉のときよりも緑のときのが綺麗で好きです。

南禅寺の三門は期間限定で登れることもあるので、運が良ければ登ってみましょう。
今回は登れました。

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日差しも強いので反射した緑が痛いくらいに目に刺さってくる。
門の上は涼しくて眺めも良くてイイです。日本三大門の一つですから登れるなら登っときましょう。

奥に行くと、疎水と呼ばれる、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた煉瓦作りの水路が現れる。
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これは滋賀県大津市で汲まれた水が、南禅寺横を通り、蹴上まで流されている。
疏水の工事は1881年に始まり、1890年に竣工したようで、明治期の文明開化の匂いを残す。
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この奥が南禅寺発祥の地、南禅院なんだけど、不思議とこのレトロな煉瓦とマッチしていて別種の趣がある。
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疎水を見て、法堂に戻り、南禅寺を後にする。
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臨済宗大本山南禅寺

そこからまた道なりに歩いて行く。
道中いくつも寺院があるが、南禅寺の寺域の広さに驚かされる。

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途中にあった水路。
これも疎水を通って琵琶湖からはるばるきた水かな。

やがて道は哲学の道へと繋がって行きます。

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途中にはクマが座っていました。
ずっと座らされてるのか、色褪せてますね。。。

歩くこと30分ほど。

銀閣寺門前についたんですが、もの凄い人と暑さで、銀閣寺拝観はやめにする。前来たし。
で、引き返す。
途中、わざと道をそれて法然院とかがある方へ。

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法然院に至る道。
今回は行かず。
法然院

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途中の安楽寺という、正直僕も知らないお寺へ。
門の前を通りかかった時、あまりに緑が綺麗だったから、誘われるがままに。。。

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境内にいたお地蔵さん

このお寺については→安楽寺

安楽寺をあとにして、また哲学の道に復帰。

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今回の京都旅行は1泊2日の強行スケジュールだったので、いつものようにガッツリ寺巡り、とかではなく、ゆっくりお散歩しました。

強行軍で行くから疲れるだろうなあ、と思っていたけれど、なんか僕はやっぱり京都がすごく落ち着く。

別に寺を見るでもなくぼんやり歩いてるだけで、心が浄化される。

なんかのコピーじゃないけど、日本に京都があって本当に良かった。
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by jai-guru-deva | 2008-05-04 12:30 | 今日知る旅行

東京国立博物館のち京都国立博物館。

ゴールデンウィークですね。
僕は1日に東京国立博物館で後輩と 平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」に行き、2日に京都へ。京都国立博物館で没後120年記念 絵画の冒険者 暁斎 Kyosai−近代へ架ける橋− に行ってきました。

まずは「薬師寺展」から。
薬師寺については、このブログの奈良大和路を行く。法隆寺、薬師寺編。で扱ってるんで、参照して頂ければ幸いです。

今回は何と言っても「日光菩薩像」「月光菩薩像」が初めてお寺を出て、東京くんだりまでいらしゃったのがデカイんでしょう。
「日光菩薩像」「月光菩薩像」は正直、まあ、ふーんて感じでした。
肉厚であんまりセクシーじゃないんだなあ。


しかし、「聖観世音菩薩像」は、めちゃくちゃセクシー。
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腰のくびれとか、肉付きがちょうど良くて、おしりのかたちとか、とにかくプロポーションがエロイ。ポルノですよこれは。

罰当たりなことに、僕は本気で勃◯しました。。。
まさか仏様で◯起するとは。。。

グプタ朝のころの様式を保ってるってことで、日本的なのとインド、ギリシャ的なのとが混ざりあってて、こういうセクシーさが生まれてるんだろうなあ。ハーフみたいなもんです。


薬師寺展は僕としては「聖観世音菩薩像」以外は「ふーん」でしたが、「聖観世音菩薩像」だけでも満足しました。
実際に薬師寺に行ったときは観れなかったから良かった良かった。


次は京博の暁斎展。

僕は河鍋暁斎に大学3年の時、浮世絵の授業で出会ったんですが、そこでは残酷絵を描く人みたいな紹介しかされていなくて、僕の中でもイメージとしては残酷な絵や幽霊を描く人だ、との認識しかありませんでした。
ただ、その写実的で、だからこそ血が臭うほど強烈な筆致はアタマの中にずっと記憶されていました。

あ、ちなみに暁斎は「ぎょうさい」ではなく「きょうさい」と読むのでお間違えのないように。狩野博幸氏に怒られます。

もともとは狂斎と名乗っていて、あるとき酔いに任せて即興でイワクツキの絵(春画説、明治政府への風刺画説など諸説あり)を描いて牢獄送りになって、釈放後名前を暁斎と名乗ったようです。

クレイジーな暁斎先生についてはwikipediaでどうぞ。そんな詳しく載ってないけど。
それほど国内では認知度低い人で、実はイギリスを中心にヨーロッパで人気がある人なのです。
こうした展覧会を何度か経て、いつか伊藤若冲的にブームを巻き起こすかもしれません。

買った図版から、絵を適当にペタペタ貼ってみます。

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【幽霊図】

そうとう怖い。
行灯の光に透けるように描かれた、一種の遠近表現。
実物を見て描いたんじゃないかと思えるほど、リアル。
こんな掛け軸が旅館とかにあった日には、半端なく焦りますよね。

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【処刑場跡描絵羽織】

一見、普通の紋付の黒い羽織。
しかし、裏地にはそれはもう無惨な処刑場の地獄絵図が浮かび上がる。
これだけでも面白いけれど、実は背中側の両袖にはかわいらしいタッチで馬車、人力車、ガス灯、電柱、郵便配達夫、洋装の男女、という文明開化を謳歌する絵が描かれてある。
残酷絵は、幕末に流行った題材で暁斎だけが描いているわけではない。
ただ、ここでは、江戸を象徴するものの一つとして、処刑場、そして明治を象徴するものとして文明開化を描き、時代の推移を楽しむかのような、皮肉るかのような暁斎の性格が現れているようで面白い。

ちなみにこれ、誰かが発注したもので、誰が発注したのかは分からないけれど、これを着るとか、傾きものですねえ。

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【鳥獣戯画】
暁斎版鳥獣戯画。
あんな残酷なの描いてたと思ったらこんな絵も描きます。
蛙カワユス。


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【放屁合戦】
僕、この絵好きなんだなー。
なんか、人間の本質って変わんないというか、こういうばかばかしいことは、今も昔も、変わらず面白いものなんだ、と。
もっと言えば、当然だけど「おなら」って今の人も昔の人も臭かったんだな、と。

この「放屁合戦」は古くから一つの主題として描かれてきたもので、暁斎の完全オリジナルなわけではない。というか、ほとんどの絵が、一応の形式に乗っ取っていて、どんな画家もその形式から完全には抜け出せていないし、抜け出す必要もない。
「放屁合戦」について言えば、これは一種の性愛表現なんだと言う。
暁斎は、春画として男女の交わりについてこのころの画家らしく当然描いているけれど、男同士の交わりについても、結構濃く描いている。
この「放屁合戦」では臭さを共有する「愛のかたち」として好きな男の屁ならば愛の対象にもなるということを言っているのだそうだ。
そしてそういう感覚を今の僕たちでは理解に苦しむが、昔、男色が割と一般的だったころはすんなりと理解できたことなんだろう。


といった感じで、もっともっと魅力的な絵はたくさんあったけれど、実際に行ってみて確かめてみてはどうでしょう。
河鍋暁斎、結構病みつきになりますよ。


次の更新では、京都旅行について書きます。
久々写真いっぱいの更新になりそうです。

ではまた。
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by jai-guru-deva | 2008-05-04 00:35 | 今日知る芸術