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ちょっとびびった「奈良」のルーツ。

みなさん、奈良ってなんで奈良っていうか考えたことはありますか?
法隆寺とか東大寺とかあるあの奈良です。

おそらくそんなこと考える人はまずいないでしょう。
けれど地名のルーツというのは面白いものです。

例えば、群馬県の嬬恋なんて、こんなエロい名前ないですよ。
女(妻)が濡れる恋ですよ。
昔この地でなにがあったんだ??と男ならみんな興味を持つことでしょう。
こんなとこにホテルがあろうものなら、全部ラブh

嬬恋プリンスホテル

アッタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

さすがプリンスですね。
本当にありがとうございました。


けれどこの嬬恋のルーツは全くエロい話ではなかった。

『美しい響きを持つ「嬬恋」の名の由来は、日本武尊 (ヤマトタケルノミコト)が吾妻山の鳥居峠に立ち亡き妻・弟橘姫 (オトタチナバヒメ)を偲んで「アヅマハヤ」(嗚呼わが妻よ)と嘆き悲しんだ、と言う伝説によります。これにより、この峠の東の諸国は「吾嬬国」と命名され、嬬恋の地名はこの故事にちなんで名付けられました』
嬬恋村観光協会

だそうです。

まあがっくりですよね。


話を奈良にもどします。
奈良という名前、結論から言うと、朝鮮語なのです。

710年の平城京遷都から794年の平安京遷都までの間約80年間首都として栄えました。
当時、お隣の朝鮮半島では新羅が倭の統治下にあった任那を占領し、660年に白村江の戦 で唐とともに百済・倭の連合軍と 戦って百済を滅ぼしてしまいました。 以降、元・百済の亡国の民たちは同盟国の倭を頼って亡命してきます。膨大な量の渡来人がやってきたため、大陸の進んだ文化が入ってきて倭の文化も向上していったことでしょう。

そんな渡来人、彼らの言語では「国」のことを「나라(ナラ)」というのです。
当時の首都は平城京でしたから、いわばそこが倭の国。나라(ナラ)なわけなのです。

いま朝鮮語を習っていて、すごく面白いです。
야구(ヤグ)と読んで「野球」
신문(シンブン)と読んで「新聞」
とか、漢字の読みだけをみるとすごく日本語に近い。
日本語のルーツは分かっていないようだけどこの言語になにかを感じます。

奈良ってやっぱ他の都道府県と比べてどこか当て字っぽい雰囲気ありますもんね。
納得。
by jai-guru-deva | 2006-05-10 17:21 | 今日知る現実
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