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とうとう。

東京都民になりました。
万歳。

というか僕、この2年間ほど、 住所不定 だったようなのです。

というのも、2年ほど前に実家から転出届を出したっきり、放置。
転出届を紛失、そのままうやむやにしてたんですね。。。

通常、転出届を発行してもらったら、14日以内に新しく住むところの役所に転入届を提出しなければいけないのですが(常識?)そんなことも知らず、放置。

すると、転出届を発行した、もともとの役所にある住民票は職権消除されてしまうのです。

職権消除というのは、ある職務に基づく正当なものとして、一定の行為をなす権限や権能、特に、公の機関や公務員に与えられた職権によって住民票を抹殺できるという絶大なパワーのことらしい。
住民票の職権消除には以下のようなケースがあるらしい。
★元市民課職員の危ない話★より抜粋。



1  家族等からの申し出により消除

 「息子は家を出たまま半年も帰って来ない、この間、電話があったから生きているのは間違いない。どこで何をしてるかはわからないから、住民票を抜いてくれ。」

「私はこのアパートに1人暮らししてるけど、いまだに、この部屋の前住人と思われる郵便物が届く。私1人しか住んでいないのだから、もし、前住人の住民票がそのままだったのなら、その住民票を消して欲しい。」

 というような申し出を受けて、家族や近所に聞き取り調査、実態調査をして不在を確認して住民票を職権により消除するケース。
 このような申し出の場合は、その内容によって、申し出のの内容に信憑性があれば、詳しい調査をせずに、申し出どおりに住民票を消除してしまう場合もあるかもしれません。

2  実態調査により消除

 税金を納めていなことや郵便物が届かないことなどからその実態調査をして、不在を確認できた場合は、住民票を職権により消除するケース。


3 転出届はしたけれど転入届をしていないため消除

 転出届後、転入届をしなければ、新住所地の役所ではいつまでたっても住民票が出来上がりません。転出届をした旧住所地の住民票を職権により消除するケース。



僕の場合は完全に3のケースです。

こうして住所不定というのは生まれるんですね。

昨日までの僕がなにか犯罪でも起こして捕まっていたら、住所不定の大学生とでも呼ばれてたのかもしれません。


あ、ちなみに、僕のように、規定の14日を越えて、転入届をした場合、簡易裁判所宛に「申し出が遅れましたよ」という紙に、遅れた理由と署名を書かされます。

裁判所の判断により、悪質と判断された場合、最大5万円の過料を申し渡されるそうです。

窓口で対応してくれた役人さんは、僕のようなケースだと、おそらく何もないでしょう、と言ってくれましたがどうなのでしょう。
引っかかった場合、あとで裁判所から連絡が来るそうです。

くるなー。
by jai-guru-deva | 2007-08-06 15:17 | 今日知る現実
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